数値の表現
江戸時代の和算や、近江や各地の商人達の商才を知るにつけ、昔の日本人の数の概念は大したものだと思う一方で、 現代の日本人は数的概念が少し弱いような気がする。
数のマジック 「今、商品が半値に値下がりした。元の価格に戻るにはどうなればよい?」と尋ねた時、「倍」と即答できる人は多いようだ。 しかし同じ事を「50%」と数字を出して尋ねると、「200%」あるいは「100%幅(あるいは分)」と即答できる人はそんなに多くない。
そんな数にまつわる話を深堀していく。
統計と確率
医学生物学分野では、統計の誤りや検定法の誤用という類は良く見られることで、我が国のトップクラスの研究室からの論文にもよく見られる。
さらには、確率の概念に至っては大変に怪しい。サイコロを振って、1の目が出る確率は1/6と、そこまでは良いが、それ以上複雑なことはとても怪しい。
統計(および確率)のリテラシー向上を願って、話題を順次アップしていく。
2つの標準偏差 標準偏差と不偏標準偏差
標準偏差と不偏標準偏差、つまりnで割る式と n-1で割る式との違いを説明します。
まず、用途の違いを その1で
次に名前の混乱を その2で
そして 補足
統計学用語
毎月勤労統計調査の統計学をアップロード 20190422
死因の統計学をアップロード 20190715
「現代哲学のキーコンセプト 確率」 岩波書店 2019年6月刊 に対する書評